2020年06月19日 17:32

徳島県三好市では、四国の魅力を発信し続けている「四国カメラ部」とタッグを組み、インスタグラムを活用した新しいプロモーションに取り組んでいる。

三好市ではインスタグラムの企画・運営を、業務上の担当者だけではなく、普段からカメラを持ち歩き、撮影をしている市役所のカメラ部メンバーが行っている。市民や観光客から三好市内で撮影された写真を募集して紹介する企画、「#MiyoshiFinder」には、イベントの様子やスナップ写真、ポートレートなど、数多くの投稿が寄せられている。

同市では、新しいプロモーションのポスターを作成するにあたっても、「#MiyoshiFinder」を活用。「関心をつかみ・あたため・促す」関係人口創出型のシティプロモーションを目指し、「四国カメラ部」に協力を求めた。四国カメラ部は、四国4県に約70人のメンバーおり、それぞれが写真を通じて、自然豊かな四国の魅力・伝統文化を発信しているアマチュアカメラマンのグループ。その四国カメラ部メンバーが撮った三好市内の写真を提供してもらうことで、質の高い魅力的な写真が集まった。

また、風景写真だけではなく、人物が入ったポートレートや、旅の瞬間をとらえたスナップ写真なども集まり、三好市にとってこれまでになかったイメージのポスターができあがった。完成したポスターは四国4県の主要な観光施設などに配布され、四国カメラ部のPRも同時に行うことで、四国全体の魅力発信にも寄与している。