2020年06月19日 17:07

ダイキン工業は、夏に気になるエアコンの節電情報や上手な使い方をより多くの人に知ってもらうため、同社WEBサイトのコンテンツ「エアコン節電情報」をリニューアル公開した。

同社は、今回男女559人を対象に「換気に関する実態調査」を実施した。調査では、緊急事態宣言の解除以降も家で「換気」をしているという人は約9割にのぼった。一方、約6割の人が「ほとんどのエアコンは換気ができない」ということを「知らなかった」と答えている。また、これから夏に向けて窓開け換気をする時に気になることとして「部屋が暑くなる」や「エアコンの電気代」が上位に挙げられ、換気とエアコン冷房の両立という新たな夏の空気の困りごとの存在が明らかになった。

「エアコンを運転している部屋で窓を開けて換気する場合、あなたはエアコンを消しますか、つけたままにしますか」という質問に対しては、「電源をつけっぱなし」にするつけっぱなし派は39.2%、「電源をOFF」にする一時停止派は36.5%でほぼ同じ割合となった。エアコンは電源を入れた時に最も電力を消費するため、一般的に推奨されている1時間に5~10分程度の換気であれば、つけっぱなしにしておいた方が省エネになると考えられる。約4割の一時停止派は余計な電力を使ってしまっている可能性がある。

「エアコン節電情報」では、エアコンの電気代を抑える工夫について、エアコン・リモコン・室外機・家全体の4つに分けて紹介。また、4月に公開した「上手な換気の方法」では、住宅における換気の基礎的な情報や効果的な方法について紹介している。

エアコン節電情報 / 上手な換気の方法