2020年06月19日 17:09

朝日酒造はデイリーラインの「久保田 千寿」」ラインから、新商品の「久保田 千寿 秋あがり」を、2020年9月1日(火)より季節限定で出荷する。

「秋あがり」とは、夏を越え秋まで熟成して酒質が落ち着き、円熟した酒を指す。「久保田 千寿 秋あがり」は、熟成による味の移ろいを感じてもらうために、変化が分かりやすい原酒を選択。冬に仕込んだ「久保田 千寿」の原酒を、秋まで約8カ月じっくり熟成させた。搾りたての生原酒ならではの濃厚でしっかりとした味わいが、火入れ後の熟成によって、丸みを帯びたよりまろやかな味わいへと変化している。

熟成前の原酒は、毎年1月に搾りたての「久保田 千寿 吟醸生原酒」として発売しており、搾りたてのフレッシュな口当たりから変化した味わいを感じることができる。冷やすと、千寿ならではのキレとやわらかな酸味を、常温でとろっとした口当たりと旨味を楽しめる。味わい深いため、お酒をメインにじっくり楽しむのはもちろん、秋に旬を迎える茄子やさつまいもなどの野菜や、秋鮭をはじめとした上品な旨味のある魚介類や肉類とも相性のよいお酒に。ラベルデザインは、もみじの紅い色が秋霧に映える、秋の越路の幻想的な風景を表現した。価格720ml、1,450円(希望小売価格・税抜)。

朝日酒造株は、水田と里山の広がる新潟県長岡市朝日で1830(天保元)年に創業。それから180年余、新潟産にこだわった真摯な酒造りを続けている。2020年5月には会社創立100周年、「久保田」発売35周年を迎えた。