2020年06月18日 17:14

株式会社 明治は、全国の20~40代の女性1,236人を対象に、「甘いもの」に関する意識調査を実施した。調査によると、甘いものを食べることを我慢した時期がある女性は81.1%。その理由の上位は「太る気がするから」、「ダイエットしたいから」など体重や体型を意識したものだった。また、「ダイエット中甘いものを食べている人は本気ではない」と回答した人は48.9%おり、外からの圧力も我慢の原因になっていることがうかがえた。
甘いものを我慢することに「ストレスを感じる」と回答した人は78.4%。「頑張った自分へのご褒美として、甘いものを食べた経験はあるか」という質問には、92.3%があると回答。その際、「甘いものを食べてしまった罪悪感」と「自分自身への嫌悪感」を感じた人はそれぞれ40%以上という結果になり、ご褒美で甘いものを食べているにも関わらず罪悪感や自らへの嫌悪感が残り、満足感を得られない人が多いということが明らかになった。
甘いものを我慢する人が多い一方、「甘いものを我慢せずに食べたい」と回答した人は85.4%で、「周りの目を気にせず甘いものを食べた時、幸せを感じる」人は83.7%だった。
さらに、新型コロナの影響により、おやつ量が急増していることも分かった。「1日に食べるおやつの量」が増えた人は、「睡眠時間」や「食事の量」を上回る46.0%という結果に。自粛生活中、様々な我慢を強いられることでストレスが生まれ、おやつなどの甘いものを我慢できずに食べてしまう人が多くなったと予想される。