2020年06月18日 15:09

東京すしアカデミーは、週1・全10回で寿司の技術を学ぶ夜間コース「教養としての寿司」の受講受付を開始した。
海外留学で心配なのがコミュニケーションの問題。語学勉強はもちろんだが、自国の文化を語れて、実践できることが異文化コミュニケーションを活発にする。海外へ行くと日本人なんだから寿司を握ってとリクエストされることがある。寿司は家庭料理ではないんだよ、と断るのは簡単だがなんとも居心地が悪い。夜間コース「教養としての寿司」は、そういった、心を豊かにするための文化や趣味、コミュニケーションツールとしての「寿司を握る技術」の習得を目的とし、受講期間も受講料も気軽に学べる設定にした。
東京すしアカデミーは、2002年開校の日本初の寿司職人養成学校で、卒業生は4000名を超え、世界50カ国以上で活躍している。既存コースはプロの寿司職人を養成することを目的とした受講内容だったが、昨今、大人の本気の趣味として週末コースを受講する人が増加傾向にあった。今回、日本人と寿司の近くて遠い関係を変えたい。そんな思いから夜間コース「教養としての寿司」の受講受付をスタートする。最終目標は、自宅で寿司会。10種の魚を捌いて、シャリを作り、寿司を握れる状態を目指し、一番楽しくて苦しいところだけを凝縮して学ぶ。
受講費用は25万円(税抜)。日程は7月29日~10月7日(毎週水曜。8月12日はお盆休み)。時間は19時~21時。