2020年06月18日 12:55

大和ハウス工業は、7月1日より、群馬県前橋市「2号工業団地」内において、群馬県初のマルチテナント型物流施設「DPL前橋」を着工する。

同社の建築事業は、1955年の創業以来、工業化建築のパイオニアとしてさまざまな事業用建築を手がけるとともに、これまで物流施設については累計3000棟以上を建築してきた。2002年以降は、物流施設の設計・施工にとどまらず、物流最適地の提案から維持管理に至るまで、顧客の事業スキームにあわせた専用の物流施設をコーディネートする同社独自の物流プロジェクト「Dプロジェクト」を展開している。

「DPL前橋」は、鉄骨造平屋建て、延床面積1万2997.68平方メートルの広さを誇る群馬県初のマルチテナント型物流施設。同物件は、インターネット通販事業者や小売業者、関東及び東北方面への配送を手掛ける事業者等、複数のテナント企業の入居を想定したマルチテナント型物流施設として、昨今の物流業界における市場環境の変化に伴った幅広い物流ニーズに応えることができる。

「DPL前橋」は、関越自動車道「前橋インターチェンジ」より約3.5km、「高崎ジャンクション」、「藤岡ジャンクション」と近接しているため、関東甲信越方面等の広範囲の配送に適した立地となっている。2テナントの入居が可能で、約5800平方メートルの区画から入居可能。また、各区画に事務所を設置することもできるなど、テナント企業の様々なニーズに対応することができる。

所在地は、群馬県前橋市大渡町1-10-11。竣工は2021年3月20日(予定)。

大和ハウス工業