2020年06月17日 17:37

ヤヱガキが展開する、日本文化の「美しさ、豊かさ」に触れる喜びを提供する最高級日本酒ブランド「長谷川栄雅」は、「日本の美」を表現する新たな手段として、華道相阿彌流師範の中村俊月さんとコラボし、いけばなの精神に基づいたフラワーボックスを発売する。

「長谷川栄雅」は、ヤヱガキ酒造が、創業350周年を機に「本当につくりたい酒」を自らに問い直し誕生した日本酒ブランド。最高級の山田錦と名勝「鹿ヶ壺」を源流とする揖保川系林田川の伏流水にこだわり、1666年の創業時より守り続けてきた伝統の酒造技法で醸造。日本酒を通して、日本の真価を伝えることを目指している。

中村さんとのコラボによるフラワーボックスでは、「月」と「陽」、それぞれを生花とプリザーブドで作りあげた。たとえば、「陽(生花)Yō」は、初夏の野山をイメージして、永い年月を象徴する苔木(こけぼく)に白い鉄線(てっせん)と額紫陽花(がくあじさい)と黒種草(くろだねそう)をあしらっている。

また、「月(生花)Tsuki」は月夜に光る日本の野山をイメージ。「陽(プリザーブド)Yō」は、時間をひとつの花に入れるいけばなの手法を用いて、蓮(はす)の花と実をあしらい、「月(プリザーブド)Tsuki」では、炭が月夜に光る野山の岩肌を表現。見る人に、四季の美しさや変わらない美を読み解き想像する時間を与える商品となっている。