2020年06月16日 18:48

学研ホールディングスのグループ会社、学研プラスは、6月18日に児童書「お菓子な自由研究」を発売する。

コンセプトは「お菓子作りは科学実験」。ふんわりふくらんだケーキ、ぷるぷるに固まったゼリー、おいしいお菓子ができるのはなぜ。それは使う材料が化学反応を起こしているから。まるで科学実験のようなアプローチでお菓子作りの魅力を紹介している本書。「科学実験」ということは、もちろん夏休みの「自由研究」のヒントにもなる。親子一緒に、お菓子のおいしさの秘密を探ることができる。

「なぜお菓子はふくらむの?」「なぜお菓子はかたまるの?」。各章の冒頭では、お菓子作りの基本的な原理や考え方を、楽しいマンガでわかりやすく説明してある。マンガで知った内容を、実際のお菓子作りで確認するという流れなので、材料の特徴やお菓子への理解が深まる。原理を理解できるから、一生ものの「お菓子の基本」が身につく。親子で一緒に作れるように、お菓子作りのプロセスを写真やイラストで丁寧に追っている。少し難しい工程にはQRコードがついており、スマートフォンで読み込むと、作り方のコツ動画を見ることができる。「自由研究ノート」というコラムには、実験のやり方や豆知識、観察のポイントなどが紹介されている。たとえお菓子作りに失敗しても、それも立派な「研究」の成果となる。

「お菓子な自由研究」は本体1000円+税。6月18日発売。