2020年06月15日 12:59

三井住友信託銀行は、6月17日から「おひとりさま信託(生命保険型)」の取扱いを開始する。
本商品は、単身者や身寄りのない人、家族と離れて暮らす人など、「おひとりさま」向けに、万が一の時の身の回りのこと(死後事務)や相続・寄付の準備をトータルでサポートする機能に生命保険の保障機能を組み合わせることで、比較的少ない資金から「終活」を始めることを可能にした新しい信託商品だ。
本商品の対象となる平準払終身保険(プルデンシャル ジブラルタ フィナンシャル生命保険「米国ドル建終身保険PGが対象)は、年齢や払込期間に応じた設計が可能であるため、高齢層の人だけでなく、幅広い年齢層の人々も利用しやすくなっており、すでに取扱いを開始している「おひとりさま信託(金銭信託型)」(2019年12月、先行導入後、4月より取扱い店舗を拡大)と併せて、関東圏、中京圏、関西圏の対象91店舗で、顧客のニーズ等に応じて、選ぶことができる。
2040年には全世帯に占める単身世帯の割合が約40%にのぼるとの推計もあり、相続発生時に身の回りのことを親族に頼れない人の増加が予想される。今後も、同社は、顧客一人ひとりのニーズに応じた多彩な商品ラインアップを用意し、ライフスタイルが多様化する人生100年時代における人々のベストパートナーを目指していく。