2020年06月15日 12:58

NODEは、外国籍スカウティングプラットフォーム「Sunrise(サンライズ)」の提供を開始する。
日本政府は、高度専門職・特定技能での外国籍受け入れに集中しているため、ジュニア~ミドルレベルの外国籍人材の就職支援体制は支援されておらず、そこに多種多様な強みや個性を持った人材紹介会社が参入した結果、情報が散乱し、1つの事業者でマッチングできる数は限られている。外国籍求職者の情報と、外国籍向けの求人情報は、現状、様々なプレイヤーのもとに点在しており、アクセスしづらく、全体像が見えない状況が続いている状況だ。
「Sunrise」は、情報を1箇所に集め、共通のフォーマットをつくり、さらなる市場の発展と、市場の健全化を目指す。求人・求職者の情報は提供する人材紹介会社が責任を持ち、管理することで、常に今外国籍を必要としている会社と、今仕事が必要な外国籍人材の情報のみが集約されマッチング効率が上がる。また、外国籍人材紹介は様々な背景からスタートする。製造業の人材採用支援をしていた会社であれば、製造業求人を持っており、ベトナムオフショア開発からスタートした会社であれば、ベトナム人ITエンジニアのリソースを持っている。そのような様々なリソースを持った人材紹介会社が参画予定で、自社の得意リソースを売上に繋げる。
まずは外国籍求人を保有している人材紹介会社が、外国籍求職者を保有している人材紹介会社がアップロードしている人材をスカウトする「スカウト」機能からスタートするが、今後は求人への候補者「推薦」機能を実装予定(8月頃)だ。