2020年06月12日 18:56

昭文社ホールディングスとその子会社である昭文社は、歴史エンターテインメント企画本「地図でスッと頭に入る 戦国時代」を、6月12日より発売する。本書は、戦国武将たちの戦略や、歴史に残る名勝負を地図上で可視化し、ドラマティックな時代をより深く理解するのに役立つ1冊。監修者は、現在NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の時代考証を担当する小和田哲男さんとなっている。

本書の特長は、戦国時代を扱った本の中では前例の少ない、地図に主眼をおき、多種多様な地図を駆使しながら、戦国時代を可視化することをテーマにしている点。下剋上を繰り広げられた戦国の世がひと目でわかるような構成になっている。

三英傑をはじめ、上杉謙信、武田信玄、石田三成ら総勢22人の戦国武将たちの戦略や、「なぜここで戦うことになったのか」文章のみでは理解しがたい内容も、地図でみると一目瞭然。「関東で幕を開けた戦国の世の地図で、鎌倉公方と関東管領の対立がわかる」など、思わず頷く内容も盛りだくさんで、各武将が敷いた戦略だけでなく、戦国時代の名勝負19を地図で解説しており、どこで何がおきたのかがひと目でわかる。

さらに、本の至るところに掲載される勢力図や対陣図を分かりやすく伝える工夫が、随所に凝らされている。現代風に描いた戦国大名のイラストや要点を押さえた吹き出しに加え、巻頭の折込付録「戦国大名 天下取りトーナメント!」も注目ポイント。定価1,200円(税別)。