2020年06月12日 15:23

イシュープラスデザインは、「一見、無用に見え短期的に役に立たない知識や書籍にこそ、本質的な価値がある」をコンセプトとした新しい形態の本屋「BOOK SHOP無用之用(むようのよう)」を、日本一の書店の街・神保町に開店する。
「無用之用」とは、一見、無用に思えるものにこそ、本質的な価値があることを表す、中国春秋時代の知の巨人・老子の言葉。「BOOK SHOP無用之用」は、すぐには役立たないが、頭の奥底に留まり、自分の未来を切り拓く新しい着想を生み出す無用の知恵が詰まった本=無用之用本を集めた本屋。例えば、仕事で何か新しいアイデアを必要としていた時に、昔読んだ絵本の1ページが思い出されて、そこから具体的なアイデアにつながったりすることがある。無用之用本は、そんな風に、思いがけない時に自分に役立ち、自分の未来を切り拓く本たちだ。
通常の書店では、作者順や出版社順に並んでおり、さらには、文学、ビジネス、ライフスタイル、アートなどのジャンル別に分かれて並べられている。しかし、「BOOK SHOP無用之用」では、そのような分類は存在しない。「すぐには役立たないが、頭の奥底に留まる知恵」「ある時ある瞬間、他の何かと出会うことでつながり、共鳴し、未来を切り拓く新しい着想を生み出す知恵」を無用の知と定義し、難問あふれる現代において、人々が互いに共感し、アイデアが生まれる知の交差点としての場所を目指す。
住所は、東京都千代田区神田神保町1丁目15-3 サンサイド神保町ビル 3階。