2020年06月12日 15:17

Gigiは、西海みずき信用組合と連携し、フードテックサービス「ごちめし」を活用した、佐世保市内の飲食店においてコロナ禍で困窮の学生に無償で食事を提供する「まちの学食」プロジェクトを始動した。
同社の展開する「ごちめし」は、2019年10月にスマートフォンアプリとして誕生した、人から人へ「ありがとう」「がんばってね」など様々な想いをスマートかつスピーディーに「ごちる」という形に変えて届けることができるサービス。直近では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で予約や来店客が減少している飲食店をサポートすべく「ごちめし」の「ごちる」機能を活用して、将来の飲食代を先払いする「さきめし」という取り組みを打ち出した。なお「ごちめし」および「さきめし」は「日本で一番飲食店にやさしい」フードテックサービスというスローガンのもと、フードテックサービスとしては異例の飲食店側からサービス手数料を一切受け取らないビジネスモデルで運営している。
「まちの学食」と題した今回の学生支援プロジェクトは、佐世保市に本店を置く西海みずき信用組合などでつくる団体が企画。学生を支援したい人々から「ごちめし」アプリや信用組合が開いた専用口座を通じて寄付されたお金をもとに、アプリ上で本プロジェクトに参加する市内飲食店で使える700円分の電子チケットを発行。市内の高校、大学、高専、専門学校に通う学生であれば、来店時にアプリを開いて電子チケットと学生証を提示するだけで、700円分のメニューを無償で食べることができる。6月5日の始動時より、市内3つの飲食店が参加している。