2020年06月11日 18:53

宝島社は、6月11日に「医者が教える 体にいい酒の飲み方」を発売する。
新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛に伴い、「家飲み」需要が増えている。家飲みだと、終電を気にせずつい飲みすぎてしまい、健康面が気になっている人も少なくないようだ。本誌では「酒=体に毒」と考えられてきた飲酒について、医師ら7人が最新の学説やデータなどに基づき、「体にいい酒の飲み方」を紹介している。病気にならない酒の選び方、体にいいつまみの食べ方、二日酔いの治し方など、信頼度の高い情報をまとめつつ、都市伝説や迷信などを解き明かすトリビア的要素も取り入れた、雑学本としても楽しめる一冊となる。
「酒の飲みすぎが脂肪肝を招く」「健康のために休肝日を設けるべき」とよくいわれるが、近年の調査研究により、脂肪肝の本当の原因は「糖質」であり、適量のアルコールはむしろ脂肪肝や糖尿病の予防・治療に役立つことが分かってきている。お酒がどうしてもやめられない人は無理に禁酒せず、適量を守りながら毎日飲み続けたほうがむしろ健康といえ、休肝日も必要ない。
ほか、「認知症・脳卒中を防ぐなら“生中1杯”」、「二日酔いを治すなら“じゃがいも味噌汁”」などを紹介している。体にいい酒の飲み方を伝授したのは、栗原クリニック東京・日本橋 院長・栗原 毅さん、秋津医院 院長・秋津壽男さんなど。
「医者が教える!体にいい酒の飲み方」は、定価 本体680円+税、6月11日発売。