2020年06月11日 12:11

Sales and Innovation Japanは、6月10日より企業間でチームとプロジェクトのやりとりを可能にするプラットフォーム「GILDZ(ギルズ)」の事前登録を受付開始した。
慢性的な人材不足や景気変動を見越したリスク分散を背景に、企業において外部人材の活用やアウトソーシングが広がっている。一方、アウトソーシングによって業務を受託する企業は、発注元企業の都合で仕事量が変動するというビジネスの構造上、人材リソースと仕事量のバランスを取ることが難しいという課題を抱えている。
そこで、今後も拡大が期待されるアウトソーシング業界の構造的課題を解決するため、アウトソーシング企業同士が、人材リソースや受託案件をプロジェクト単位でシェアすることができるプラットフォーム「GILDZ」を提供することにした。同サービスを活用することで、人材リソースに余裕がある企業は新たなプロジェクトを受託することができ、人材リソースが足りない企業は必要に応じて即座にチームを拡張することが可能になる。
「GILDZ」では、1名から複数名のチームまで、企業間取引なので柔軟なチーム拡張が可能だ。登録データを解析して適切な相手を優先的に表示。また、「信用スコア」と「リファラル」で選定ミスを軽減する。
なお、今回の事前登録では、今後、ますます加速するであろう国内企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化に対応すべく、主にシステム開発、アプリ開発、Web制作、UI/UXデザイン等を行っているIT・Web業界の企業を対象に登録を受け付ける。