2020年06月10日 11:13

クックパッドの運営する「FoodClip(フードクリップ)」は、クックパッドの食の検索データ分析サービス「たべみる」や、クックパッドユーザー5,720名を対象に実施した「最近の食生活に関する調査」の結果による分析レポート記事「家庭料理のニューノーマル(新常態)」を公開した。
近年のレシピ検索は「時短意識」が強く反映されるキーワードに人気が集中する傾向にあったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止を目的とした外出自粛や、在宅勤務の推進により変化が生じている。家庭の料理シーンにおいて、緊急事態宣言が発令された2020年4月7日(月)前後の検索キーワードをもとにデータを分析すると、幾つかの特徴的な変化が生じていることが分かった。
まず、一部メニューにおける、男性の検索頻度が前年同期比で145%と上昇傾向に。アウトドア料理(ホットサンド×バーベキュー)が2020年2月から5月にかけて952%と急増傾向。外出自粛下でも「屋外で楽しむ料理」の検索頻度が増えていた。さらに、おうち居酒屋メニューの検索頻度が前年同期比1,652%と急増。「本格的なお酒のおつまみ料理」への意識が高まっていることがうかがえる。
加えて「オンライン飲み会」なども注目を集めており、クックパッドでは「おうち居酒屋」の検索頻度が前年同期比で1,652%と急激に上昇。関連して検索されているレシピを調べると「軟骨の唐揚げ」や「アンチョビポテト」など本格的な「おつまみ」レシピが人気を集めていた。








