2020年06月05日 18:00

ヤマップは、緊急事態宣言の全国的な解除に伴う、経済・社会活動の段階的再開の動きを受け、これからの登山活動を鑑みる一助として、全国の登山者2万名を対象に「全国一斉登山トレンド調査2020」を実施した。

同社が運営する「YAMAP」は、電波が届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、登山を楽しく安全にするアプリ。山行の軌跡や写真を活動記録として残したり、山の情報収集に活用したり、全国の登山好きと交流することもできる、日本最大の登山・アウトドアプラットフォームだ。

今回実施したアンケートとYAMAPユーザーの行動データに基づいた本調査では、「新型コロナウイルスとの共生」を前提とした新しい生活様式が、登山者の行動意識にも大きな変化をもたらしていることがわかった。今年の大型連休期間中における登山活動については「行かなかった」71.5%と、多くの登山者が活動を自粛し、感染拡大を防止する行動をとっていた。

では、緊急事態宣言解除後となる現在から、これからの登山活動が、どのように変わっていくのか。登山者の意向を聞くと、これまでの登山活動とは大きく状況が変わりうるとはいえ、今年の登山活動を「やめる」と答えた人はわずか1割(11.2%)。登山活動の再開そのものは、引き続き多くの登山者が望んでいる。これからの登山志向としては、「ソーシャルディスタンスを意識した登山活動」と「マスクの携行(必要に応じた着用)」に加え、「個人(ソロ)/少人数」での「日帰り」登山も、強く求められていることがわかった。

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