2020年06月05日 13:04

アイリスオーヤマは、新商品「ナノエアーマスク」の国内生産を開始し、6月中旬より順次発売する。
同社は、新型コロナウイルスの感染拡大による政府からの要請を受け、大連工場(中国・遼寧省)と蘇州工場(中国・江蘇省)に加え、宮城県角田工場の一部を改修してマスクの生産をおこなう計画を既に発表している。
宮城県角田工場のマスク生産ライン稼働に伴い今回発売する「ナノエアーマスク」は、独自に開発した特殊ナノファイバー加工を施した中間層を採用することで、マスク着用時の口元の温度上昇を同社従来品と比べ約半分に抑えることができ、着用時の息苦しさや蒸れを緩和できる。花粉対策や風邪の予防といったマスク本来の使用に限らず、ランニングや登山、満員電車の車内などの多様なシーンで利用でき、夏場や梅雨などマスクの着用で不快感を感じる時期にも快適に使用できる。
このマスクは特殊加工の中間層を採用した3層構造により花粉・ウイルス飛沫などを99%カットする捕集性能を保ちながら、息のしやすさを実現。ふんわりとやわらかく幅の広い耳ひもを採用することで、長時間着用しても耳が痛くなりにくく、一日中快適に過ごせる。また、側面両端Vカット加工で頬との隙間を低減し、長時間ぴったりフィットする。サイズはふつう、小さめの2種類を用意した。
参考価格は「7枚入り」各498円(税抜)。発売日は「ふつう」6月中旬、「小さめ」9月予定。