2020年06月04日 17:04

PRコミュニケーションのLightning Communicationsと経営コンサルティングのエストステップは協働し、国内の法人経営者36名を対象に「新型コロナウイルス(COVID-19)による企業経営への影響と今後の課題調査」を実施した。
まず「ビジネスの将来に関して、最も懸念していること」を尋ねたところ、6割超の回答者が、「マーケット全体の変動(衰退含め)」と回答。COVID-19の状況下で、自社ビジネスの業界自体が変わっていくのではということに不安をいだいている経営者が多いことが分かった。次いで「人材不足・社員の能力不足(約30%)」「将来的な資金不足(約24%)」となり、この大波を超えていくのに、社内のリソース不足が不安材料であると捉えている経営者も多いということがうかがえる。
COVID-19の影響を聞いたフリー回答では、62%は経営状態の悪化、14%は影響ない・もしくは少ない、14%は逆に売上が上がっているもしくは上がりそうだと回答。多くの企業が困惑している状況下で、ITなどによる効率化を進める機会と捉えていることも読み取れた。「経営において、今あればいいなと思う情報やノウハウ」については、一番多い回答は「売上及び収益拡大の手法」が約46%であり、ついで「新規事業の取り組み方」が33%だった。
本調査によって、2/3の企業がマイナスの影響を受け、自社ビジネス業界における構造変化を今そこにある危機として受け止めていることが読み取れた。