2020年06月02日 18:18

ワールドパーティーが展開する国内傘ブランドトップのWpc.(ダブリューピーシー)が大人も子供も今年の夏は日傘の使用を推奨するキャンペーンを始めた。

ソーシャルディスタンス。新型コロナウイルス流行前には聞き馴染みのなかった言葉だった。Wpc.は傘メーカーとして出来ることを考えた。大それたことは出来ないが、日傘を使ってもらう事で貢献できること。Wpc.の日傘で、これからの季節に最適な日傘を使ったスマートでナチュラルな社会的距離の取り方を提案する。

提唱する日傘を使った社会的距離の取り方「Social Distancing with a parasol」by Wpc.が多くの共感を呼んでいる。LOFTやマルイ、PLAZA等の大手販売店ではこの推奨をPOPなどを活用して売り場づくりを行っている。当初、Wpc.は大人向けにこの推奨を始めたのだが、「子供たちを守ろう」と日傘を使った登下校などを呼び掛けている。

愛知県豊田市の童子山小学校では、新型コロナウイルスへの感染対策と熱中症の予防のため、5月27日から傘をさしての登校が始まった。この取り組みはこれからの時季、マスクと帽子を着用しながらの登下校に熱中症の心配があるとして、童子山小学校が独自で始めたもので、傘をさすことで直射日光を遮るだけでなくソーシャルディスタンスも保てるというものだ。学校は今後、登下校時のマスクと帽子に代わって傘だけの使用を促していきたいとしている。