2020年06月02日 15:27

ミドリ安全は、抗菌・抗ウイルス作用をもつ素材「DEW」を使用した接触感染予防手袋「MS132」を、6月1日よりWEBサイト等で販売開始する。

新型コロナウイルスの接触感染予防策として、スーパーなどの食品売り場では、ニトリル手袋などの使い捨て手袋を使用するケースが一般的。しかし長時間の作業ではムレや素材による肌荒れ、アレルギー、臭いの問題などがあり、接触感染予防として活用できる通気性の優れた手袋を必要とする声が多くあった。

そこで同社では、抗菌・抗ウイルス作用をもつ機能繊維「DEW」を、国内では初となる手袋に応用。国内工場での生産体制を整え、一般販売を開始する。「MS132」は、銅イオン素材「DEW」を使用することで、「繊維上の」特定のウイルス減少に効果がある。繰り返し洗って使用可能で、抗菌、抗ウイルス効果を色で確認できる。他にも、高い通気性(ニトリル手袋と比較)や、衛生面を考慮した1双ずつの個包装などの特徴がある。

スーパーや小売店における商品や現金の取り扱い、配送業や接客業、各種交通機関などはもちろんのこと、通勤通学時など接触感染が気になる全ての人が幅広く利用可能な製品だ。なお、「DEW」の抗ウイルス作用は、特定のウイルスの減少効果が確認できているもので、新型コロナウイルスへの不活性化効果は確認されていない。洗濯により抗菌・抗ウイルス作用は低減するので、手袋の色(薄緑色)が薄くなったら早めに交換が必要となる。

標準価格は、「Mサイズ」460円、「Lサイズ」490円(すべて税別)。

詳しくはこちら(Mサイズ / Lサイズ