2020年06月01日 16:34

きぬのいえは、染め直しと服の預かりを兼ね備えたサービス「SOMA Re:(ソマリ)」をリリースした。

きぬのいえは、名水の町、埼玉県寄居町にて37年間、3代続く染物事業者。「SOMA Re:(ソマリ)」は、色あせ、黄ばみ、飽きてしまったなど、お気に入りの服を捨ててしまう前に「染め直す」という選択肢を提案。注文はTシャツ1枚から可能(セーターやコート類、ボトムス、ドレス、靴など幅広い商品に対応)。送られてきた服をきれいに洗い、職人が手作業で丁寧に染め上げる。

高額なイメージも強い染めの世界だが、染め物事業者として「きぬのいえ」が普段行っている大量の染めの工程に発生するアイドルタイムを活用し、通常よりリーズナブルな価格での提供が可能になった。染め直した服を次のシーズンまで大切に保管をしてくれるクローゼットサービスが使えるのも魅力となっている。

職人の高齢化や縮小し続ける染物需要、改めて服を大切にし続ける文化に貢献しようとこのサービスは生まれた。この事業の成長によって、職人を目指す人たちの雇用の創出、地元寄居への貢献を目指す。一着でも服たちが長く楽しんでもらえるよう、染め直し後「やはり着る機会がなかった」という人向けの専用ECサイトの準備も進んでいる(現在準備中・秋ローンチ予定)。

価格は、Tシャツ1枚1000円(税別)から。1年間のお預かりクローゼットは染め代金の10%。

SOMA Re: