2020年06月01日 09:07

Rプランニングは、業界初となる木造戸建て専門リモート住宅診断サービス「カウマエ」を、5月4日より提供開始した。

多くの事業者が新型コロナ肺炎の影響を受け、ビジネスそのもののあり方を見直さなければならない中、建築・不動産・住宅業界においてもその影響は顕著。今後、不動産価格、住宅ローン金利、賃貸相場の変動はじめ、打ち合わせや内見、契約の進め方などについて、法体制そのものを含め大きな変化が起こると考えられる。このような状況下、主に中古住宅購入希望者、マイホームの建て替えやリフォーム希望者などを中心に需要のある住宅診断においても、非対面によるサービスニーズが高まるだろうと予想される。

一級建築士事務所Rプランニングのメンバーは、業界最大手リフォーム会社への在籍期間を含め、約15年間でのべ1000件以上の住宅診断を手がけてきた。これらの実績・経験から、物件の写真や販売図面さえあれば遠隔でも十分に住宅診断が可能と判断し、「カウマエ」を開発した。

住宅診断は、通常、現地で目視・計測による非破壊型の現地検査行うが、「カウマエ」は現地調査を行わず、販売図面や物件写真をもとに画像による住宅診断を行う。遠隔で行うことにより、従来よりも簡単・スピーディ、かつ、安価で提供することができるので、サービス利用者にとって多くのメリットがある。たとえば、複数物件を比較検討している場合、あるいは優良物件をすぐに買い付けたい場合など、物件を内見したその場でカウマエ診断を申し込むことができる。

料金は、基本プラン3万円(税込)。提供エリアは日本全国。

カウマエ