2020年05月25日 14:22

知財図鑑は、2019年12月にβ版としてプレローンチしていた「知財図鑑」を本格ローンチした。
「知財図鑑」は、世界を進化させる可能性のある「すごい知財」に出会えるデータベース。今回、知財図鑑は「株式会社知財図鑑」として法人化し、掲載している知財数が100を迎えたタイミングで本格ローンチした。網羅性を重視した一般的な図鑑とは違い、新規事業への活用案をクリエイターが提案することを特徴としており、特許技術だけでなく、プロダクトやサービスから実用的なAPIまで、広義の「知的財産」を対象に編集を進めている。
「知財図鑑」は、新規事業者が自己のビジネスに活用できる知財の存在を知らずに、アイディアの実現をあきらめたり、車輪の再発明のようにすでにある技術の開発に労力を費やしてしまう「機会損失」に警鐘を鳴らす。ヒト・モノ・カネと同様に、新規事業のアクセルとして知財に目を向けるトレンドを形成することを目指す。そのために、非研究者にとって難しい技術情報をわかりやすく伝える「知財ハンター」を組織化し、知財の共通言語化を推進する。
知財ハンターは、大小様々な企業や大学の研究機関と接点を持ち、日常的に知財を「ハント」し、新規事業者にとって活用のイメージが湧きやすい情報を発信する役割を担う。「知財図鑑」では、未来型クリエイティブ集団「Konel」のメンバーを中心として、新しいテクノロジーに精通し、新たな体験の設計に長けたクリエイターが知財ハンターとして活動している。