2020年05月25日 09:47

ANTCICADA(アントシカダ)は、5月23日、コオロギを原材料に使用した「コオロギビール/Cricket Dark Ale」瓶ビールの販売を開始した。

ANTCICADAは、「動物も、植物も、虫も、分けへだてなく向き合える世の中」を目指して「昆虫食の魅力を伝えること」に取り組んでいる。4月には、日本橋馬喰町にレストラン「ANTCICADA」をオープン(コロナウイルスの影響で開業見送り中)。「コオロギラーメン」や虫を使ったコース料理の提供を予定している。

今、ANTCICADAにできることはなにか。日常を前向きに楽しんでいくきっかけを届けられないだろうか。そう考える中で、「コオロギビール/Cricket Dark Ale」の販売を決定。「コオロギビール」は、こだわりの国産コオロギを使って製造した黒ビールで、丁寧に焙煎したフタホシコオロギとローストモルトを麦汁に加え、コオロギの香りとうま味を存分に引き出した。原料には太陽グリーンエナジ―のフタホシコオロギを使用。室温・湿度管理を徹底した最適な環境下で、社食のロスで出る野菜などを餌に育てられている。収穫後も、丁寧な洗浄と熱処理を加えた、安心安全なコオロギだ。「コオロギビール」は、コーヒー、カカオ、強く焦がしたキャラメル、カモミールのような香りが先行し、口に含むとスタウトらしい苦味とコク、キャラメルの香り。苦味とうま味の余韻が長く続く。

販売は、クラウドファンディングにて先行販売。今後は、ANTCICADA店舗やECサイト等でも販売準備中。

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