2020年05月21日 17:38

昭文社ホールディングスとマップルは、この2月にリリースした学校の通学路の安全確保を支援する製品「通学路安全支援システム」について、5月20日~6月30日まで、申し込んだ教育委員会、小中学校に、システムを無料で利用してもらう「新型コロナウイルス対応登校支援サービス」を実施する。

5月14日に緊急事態宣言が39県で解除され、学校が再開されつつあるが、8都道府県では依然として緊急事態宣言が発出されたままとなっており、解除された県でも、学年を特定しての分散登校や、午前午後の時差登校など、通常とは異なる形式での登下校管理が求められる事態となっている。新型コロナウイルスの影響で、PTAや子ども会、地域の有志とのコミュニケーションにも支障をきたす中、通常の登校班編成では登下校が困難な事態が発生し、学校現場では大変な負担、オペレーションが発生していると考えられることから、今回の支援サービスの実施に至った。

「通学路安全支援システム」は、学年ごと、地域ごと、その他任意の児童名簿があれば、それをアップロードするだけで地図上に自宅位置を一瞬でプロットでき、通学路の描画や危険箇所、子ども110番の家なども配置できるため、どのような登校形態でも瞬時にシミュレーションでき、出力して共有することも可能だ。

無料利用サービス期間は5月20日~6月30日。対象は各自治体の教育委員会および小中学校。

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