2020年05月19日 10:29

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞により、新卒入社者の内定取り消しや、2021年新卒採用の規模縮小などの事案を目にするようになった。また学生においては、外出自粛要請による休校等の影響を受け、卒業や就職活動が可能となる時期がずれ込んでいるほか、アルバイト先の休業等により生活が困窮しているケースが増加している。
そこで、メンバーズではこうした新型コロナウイルスの影響を受ける学生への支援として、3つの支援を行うことを決定した。
まず、既存の4月入社に加え、新たに10月入社枠を設置する。休校等の影響を受け、計画していた留学の中止・延期や、卒業論文・修士論文の研究遅延等の理由により、9月卒業を選択せざるを得ない事案が発生することが予想される。10月入社できる枠を設置することで、学生が就職活動への不安を払拭し、学業や研究に邁進できる環境を整える。
次に、新型コロナウイルスの感染拡大によるアルバイト先の休業等により、生活が困窮している学生への支援として、有給のインターンシップ受け入れを行う。また給与の支払いをインターンシップ時に先払いにて支給することで、少しでも早く生活資金として活用できる環境を提供する。さらに、現在メンバーズにおいて実施している新卒育成プログラムや業界トップレベルのスキルフェローによる若手(1~3年目)向けの育成プログラムを、学生向けにカスタマイズし、オンライン講座として開放する。