2020年05月18日 18:53

「楽天ブックス」は、本およびゲーム(おもちゃ含む)ジャンルのランキングと売上傾向を発表した。それによると、本およびゲーム(おもちゃ含む)ジャンルそれぞれのランキングでは、子ども向けおよび家族全員で楽しめる商品が、例年以上に人気を博していることが分かった。新型コロナウィルス感染症の拡大による在宅時間の増加により、家族と過ごす時間も増加していることがひとつの要因となっていることがうかがえる。
まず本ジャンルでは、2019年2月から4月において5位から順位変動がなかった「語学・学習参考書部門」が、2020年2月の7位から順位を上げ続け、2020年4月には1位になった。「語学・学習参考書部門ランキング」では、例年TOIECの問題集等が上位を占めるが、2020年4月の売上トップ10のうち、8冊は小学生向けの学習ドリルがランクインした。
「ゲームジャンル総合 週間ランキング」は、例年テレビゲーム関連商品のみが上位を占める傾向があるが、今年はトップ20に子ども向けおもちゃや、カードゲーム、ボードゲームなどのアナログゲームの計4商品がランクイン。「楽天ブックス」のゲームジャンルにおける「おもちゃ部門」の2020年4月の売上は、前年同月比4.3倍に。その中で「ファミリー向け部門」が最も大きく、前年同月比9.6倍に増加している。
2020年4月の「おもちゃ部門」のトップ10には「ファミリー向け部門」の7商品がランクインしており、家族みんなで楽しめるカードゲームやボードゲームが人気を博していることがうかがえる。