2020年05月15日 17:04

メディカルコンチェルトは、経営者を対象にしたリモートワークにおける社員の健康管理・メンタルヘルス管理に関するアンケート調査を実施した。
リモートワーク開始から1か月以上が経過した今、経営者が考える「リモートワーク継続における重要課題」についてアンケートを実施したところ、1位は「生産性の向上」(51.0%)だった。2位以下は「マネジメント方法の変更(40.8%)」「在宅ワークの環境整備(36.7%)」と続き、「健康管理」「メンタルヘルス管理」はともに28.6%(第5位)という結果に。
リモートワークが長期化した場合、従業員の健康管理・メンタルヘルス管理はどのように行っていくのかについては、健康管理・メンタルヘルス管理について、産業医などの専門家への依頼を「考えている」と回答した企業は46.9%。その割合は、従業員数の増加と共に高くなる傾向がみられ、従業員数26~50名未満の企業では、産業医雇用義務がないにもかかわらず、80%という結果だった。
また、「考えている」と回答した企業では、1年以内の退職率低く、売上高が高い傾向にあることが分かった。一方、専門家への相談を「考えていない」と回答した経営者の中で、その理由別にみると、約半数の経営者が「相談できる人がいない」(46.2%)と回答した。