2020年05月08日 16:26

emolは、5月7日、AIを用いてチームの心にアプローチするリモートオフィスSaaS「emol work(エモルワーク)」の正式版をリリースした。

「emol work」ベータ版では、メンタル状態をグラフィックで確認でき、メンタルトレーニングを提供していたが、従業員の悩みの根本を解消することができていないという問題があった。正式版では、今までのメンタルケアではできなかった従業員の具体的な悩みを解決するべく、チームメンバーの悩みをお互いに共有して、チーム全体で解決方法を考えることで、「チームから悩みをなくす」ことを目的としたサービスとして生まれ変わった。

「emol work」は、悩みをAIとの会話で引き出す仕組み。「何に悩んでいるか言葉にしにくい」、「なんかモヤモヤするんだけど」といった時でも、悩みを引き出す質問をAIから投げかける。チャットでの会話はAIと本人だけしか見ていないので、安心して悩みを吐き出しやすい。

共有した悩みはポストイットで直感的に見ることができ、リアルタイムでみんなでステッカーを貼ってマークをつけたり、ポストイットの位置を移動したりできるので、楽しく悩みの共有が可能。悩みにアドバイスや意見などをコメントして、チーム全体で悩みを解決へ導く。悩みを匿名で共有し、チームが抱えている問題やチーム状態を把握することが可能だ。「emol work」は、困った時は誰かが助けてくれる、また助けてあげられる、安心して悩みを共有できる心理的安全性の高いチームづくりに貢献する。

emol work