2020年04月20日 16:32

「バンドルカード」を提供するカンムは、お金に関する衛生意識についてアンケートを実施した。

調査によると、全回答者の74%が「(今年1月と比べて)外出が減った」と答えた。その人たちに外の店舗や施設でお金を使う頻度を聞いたところ「週4~5回」は(31%から11%に減ったいっぽう「週に1~0回」の割合は4倍近く(11%から41%)に増えていた。外出控えにより、お金を使う機会もぐっと少なくなっていることが伺える。

また、同じく「外出が減った」人たちのうち、95%が「衛生管理が向上した(手洗い・うがい、咳エチケットなど)」と答え、57%が「お金の取り扱い意識が変わった(現金に触れる、ATMを操作するなど)」と回答。現金に直接触れるとき、ボタンから現金取り出し口まで無数の人が触っているATMを操作するときのほか、店舗のレジで手指が接触したり、スマートフォンを操作したりなど、なにげない行動も気になっているようだ。

さらに行動の変化として、7割以上が手洗い・消毒をよく行っており、2番目に多かったのが「キャッシュレス支払いを選ぶようにしている(45%)」。さらに安全を期すため店舗に行くことすら避けるという行動が、3番目に多かった「ネットショッピングに切り替えている(27%)」で明らかに。現金を触る・実店舗に行くといった当たり前の生活行動が、新型コロナウイルスの感染拡大によって変わりつつあることがわかった。