2020年04月16日 18:46

ウェイブダッシュが運営する「アズカリ」は、SNS個人間取引をする全国の18~49歳男女1500人を対象に、SNS詐欺への危機意識と安全取引へのニーズに関する意識調査を実施した。今回の調査はSNSの普及率が高まるにつれ、コロナウィルスの影響によりイベント等が中止となり、増加すると予想されるSNS個人間での取引によるトラブルや詐欺被害等の実態やリスクに対する意識、安全に対する意識を把握するため実施された。
その結果から、SNS取引経験者の7人に1人が詐欺被害に遭っていることが判明。詐欺被害・トラブルにあった際の平均金額は15114円だった。また、6割以上が「SNS取引に不安を感じている」と回答しており、リスクに対する意識が高まっていることが分かった。
しかし、SNS取引に不安を感じつつも、詐欺被害・トラブルの対策状況は過半数が未対策と回答した。未対策者のうち、対策意向がある人は74.8%。半数以上(52.5%)が「対策意向があるものの対策方法が分からない」と回答している。
詐欺対策として上位に挙げられたのは、「事前に取引相手のプロフィールをチェックする」「コミュニケーションを十分に取る」「事前に取引相手の過去のツイートをチェックする」など、人柄を確認することでの対策が主流となっていた。「安全に取引ができるサービス」があったとした場合の利用意向は、80.8%と非常に高い結果となり、SNSの普及に伴い、SNSでの個人取引に対しても強い安全ニーズがあることが分かった。