2020年04月13日 18:25

みんな電力が3月24日に開始した、空気中の浮遊菌検査を行い、検査結果に基づいて適切な環境改善を行うコンサルティング事業「みんなエアー」が、TBSラジオのスタジオに感染症対策として導入される。
TBSラジオは出演者の新型コロナウイルス感染防止策として、パーソナリティ―間のアクリル板設置などの感染防止策に取り組んでいたが、スタジオが密閉空間であることから、空間自体の安全性を高める施策を求めていた。そのなかで空気環境の改善を実現する「みんなエアー」を感染症対策として評価され、このたびの導入に至った。
4月13日、「エアロシールド」1台をスタジオの壁面に設置する。「エアロシールド」は紫外線の中でも最も殺菌効果が高いとされるUV-Cにより空気を殺菌する装置。第三者研究機関の実証試験により「実空間における浮遊菌が89.6%減少」することが証明されおり、24時間紫外線照射を行うことでスタジオ内の空気を衛生的に保つ。
4月13日、みんな電力スタッフがスタジオ内で空気を吸引し、人体に影響を及ぼす可能性があるといわれる19種類の浮遊菌について、専門の検査機関で菌の有無や量などを調査する。さらにエアロシールドを設置してから一定期間後に同様の検査を行い、サービス導入前後の空気環境を比較、見える化する。その後、検査結果に基づきエアロシールドの増設やその他の空気環境改善策を提案していく。