2020年04月03日 17:51

FICCは、パーセプションフロー・モデル設計サービスの提供を開始する。

パーセプションフロー・モデルは、Coup Marketing Companyの音部大輔さんによって考案されたマーケティング・マネジメントのモデル。このサービスは、効果的なマーケティングプランの立案や、マーケティング施策の実行管理に課題を抱える企業を対象に、マーケティングの全体設計図となるパーセプションフロー・モデルの設計を支援する。

マーケティングプランの立案は、データから情報を解釈するマーケターの洞察力に依存し、ある意味主観的であらざるを得ない。だからこそ、多くの時間と労力を要し、なかなか合意に至ることができない。FICCではこの問題を解決するために、実際に競合からブランドスイッチした既存顧客の購買行動から、パーセプションフロー・モデルをリバースエンジニアリングする調査手法を開発した。

実際に競合からブランドスイッチをした100人の既存顧客を調査し、その購買行動からパーセプションフロー・モデルをリバースエンジニアリングしている。導き出されたパーセプションフロー・モデルを定量的に検証し、その確度を高めている。その結果、多くの企業でIMC(統合型マーケティング)の設計に至るまでの期間を短縮し、マーケティング組織全体の合意形成を図ることに成功している。