2020年03月24日 18:59

スプラウトは、高精度赤外線サーモグラフィカメラを使用し非接触で発熱者を検知するワンストップサービスを開始した。
世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、感染拡大防止に用いられる赤外線サーモグラフィカメラが注目されている。赤外線サーモグラフィカメラを使用して検査を行うには、赤外線カメラの機種選定、購入から始まり、その取扱いを覚え、モニター、パソコンを準備設置し、人員を配置することが必要となり、想像以上に面倒で経費と時間がかかる。
同社の本サービスでは、その手間、時間、経費を削減したワンストップで完結。空港でも使用されている赤外線サーモグラフィカメラの最大手FLIR(フリアー)社のT640シリーズを使用し、発熱者のイベント会場、商業施設への入場規制を行い、二次感染のリスクを最小限にくい止める。赤外線サーモグラフィカメラの撮影技術者と共にすべての機材を一括したパッケージとしてレンタルするので、即日検査が実施できるというメリットがある。
本来、同社が所有する赤外線サーモグラフィカメラは事業用に使用していたが、今般創業の理念である「地球環境保全の一助となる企業であること」に顧みて、今何ができるのかを討議した結果、少しでも感染予防の阻止に繋がる案として本サービスを開始することとなった。赤外線取扱い技術者・赤外線サーモグラフィカメラ・確認用モニター・データ録画用パソコン他がセットになっており、料金は20万円~。