2020年03月17日 12:16

王将果樹園を運営するやまがたさくらんぼファームでは、さくらんぼファームで農業体験をした時間を宿泊料に充当する新たな農泊プラン「体“換”農泊」の募集を、2020年4月1日(水)から公式ホームページで開始する。
農泊とは、農山漁村において日本ならではの伝統的な生活体験と農村地域の人々との交流を楽しみ、多様な宿泊手段により旅行者にその土地の魅力を味わってもらう「農山漁村滞在型旅行」を指す。本プランは、果樹園の隣に宿泊し、田舎暮らしを実感してもらうことやさくらんぼの収穫期である5月6月に労働力を確保する事を目的としたもの。
同ファームでは、これまで付近のビジネスホテルに宿泊してもらいながら、農業支援ツアーを受け入れてきた。多くの人々にツアーに参加してもらう中で、参加者のニーズは「より地域に深く関わること」「第二の故郷のような“繋がり”を感じること」だとわかり、さくらんぼの収穫期である5月6月を中心に、労働力が不足してしまう農業ならではの課題とマッチングさせ、「体“換”農泊」を企画。
離農した農家の自宅を買い取って宿泊地に転用し、新たな農泊を体感する場として活用することで、参加者は果樹園をより身近に感じると共に、気軽に地域の人々との交流が図れ、本格的な農業体験が可能になる。更にやまがたさくらんぼファームで農業体験をした時間を参加者の宿泊料に充当することで、参加者の充実した農泊体験とやまがたさくらんぼファームの労働力の確保をかなえることができる。