2020年03月16日 14:39

美術出版社は、「オレンジワイン 復活の軌跡を追え!」を3月16日に発売した。
昨今のワインブームのなかで、自然派ワインにつづいて人気急上昇しているのが「オレンジワイン」。スパークリングワイン、白ワイン、赤ワインに続く、第4のカテゴリーとしても、世界中で注目されていて、ガイドブック常連のレストランでもオレンジワインがそのワインリストに採用され、オレンジワインを造ってみたいと挑戦するワイン生産者も、世界中に数多く出てきている。じつは、現在我々がふつうに飲んでいるスパークリング、白、赤のどのカテゴリーよりも、もっとも古い歴史をもつのが「オレンジワイン」だ。
本書では、歴史、造り方、楽しみ方などあらゆる角度から、オレンジワインを解説する。著者のサイモン・J・ウルフさんは、オレンジワインに出会ったことをきっかけに、IT業界でのキャリアを捨て、現在のオレンジワインブームを生んだイタリア・フリウリ地方とジョージアという2つの震源地をはじめ、7年にわたり各国を渡り歩いてオレンジワインを飲み尽くした。そんなウルフさんが書き下ろした、オレンジワイン愛に満ち溢れたストーリーは、読み応え満点。産地や生産者の写真も豊富に掲載、オレンジワインの基礎知識がわかるコラムも満載だ。豊富なカラーページ(208ページ)で紹介し、ワインファンには、必携の1冊となっている。
定価は3000円(税抜)。発売日は3月16日。