2020年03月16日 10:22

ドン・キホーテは、海外を中心としたアパレルメーカーやブランド、小売店などが大量に抱えている余剰在庫や、廃棄・焼却などの方法で処分される予定の商品などを同社が買い付けて再販売する、オフプライス事業を開始する。

近年、国際的に廃棄物に関する注目度が高まっているなかで、アパレル業界の廃棄・焼却処分が環境問題として大きく取り上げられるようになっている。アパレル業界は根本的な構造として、商品の企画・製造から販売に至る期間が長いことから、毎年の流行を予測した上で、売り逃しを避けるために必要以上の商品を生産せざるを得ない。こうした大量の商品は、通常販売に加え、セール販売やアウトレット販売などで一定量が消費されているが、売れ残ったものは、多くの場合、廃棄・焼却処分される。

同社は、廃棄・焼却処分など環境に対する社会的な問題を解決する「循環型社会を形成するサステナブルな活動」としてオフプライス事業を位置付けている。魅力あるさまざまな商品を同社が責任を持って買い付けて、高い値引き率で販売することで、顧客に宝探しのような感覚でワクワク・ドキドキしながら、お気に入りの一点を見つけてもらえる環境を創造していく。

オフプライスストア1号店となる「オフプラMEGAドン・キホーテUNY大口店」は、メンズ・レディース向けカジュアル衣料やスポーツ衣料のほか、キッズ衣料、シューズ、バッグ、アクセサリーなど、約3万3000点のアイテムを取り扱う。

所在地は、愛知県丹羽郡大口町丸2丁目36「MEGAドン・キホーテUNY大口店」2階。開店日は3月24日。