2020年03月13日 12:13

マイナビは、アルバイト募集時の平均時給データ(2月度)を発表した。
本調査は、アルバイト・パート求人情報サイト「マイナビバイト」に掲載された求人広告データを集計した(調査期間2月1日~29日)。
2月の全国平均時給は1111円(前月1114円、前年同月1060円)だった。前月より3円減り、最低賃金が改定された2019年10月以降毎月増加しつづけていたが、5カ月ぶりの減少となった。職種別平均時給の前年同月比では16職種(大分類)中、15職種が増加。最も増加したのは「クリエイティブ・編集」で、+19.5%の1083円(前年同月906円、+177円)、唯一「イベント・キャンペーン」のみ減少した。同職種は前月比でも減少率が2番目に高かった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、イベントの中止や規模を縮小させていることから、アルバイトの求人ニーズにも影響を与えていることがうかがえる。
関東の2月の平均時給は1178円(前月1181円、前年同月1138円)で前月から3円減り、5カ月ぶりの減少となった。前年同月からは40円増加(+3.5%)した。職種別平均時給の前月比では、16職種(大分類)中10職種が減少。最も減少率が高かったのは「イベント・キャンペーン」で6.1%減の1439円となった。前年同月比でみると16職種(大分類)中15職種が増加。特に増加した職種は「クリエイティブ・編集」で20.0%増の1181円、次いで「工場・倉庫・建築・土木」が11.6%増の1228円となり、この2職種が2桁増となった。