2020年03月11日 17:18

小山本家酒造は、東京の繁栄を願い大正時代から1970年代まで愛されていた日本酒「東京盛(とうきょうざかり)」の銘柄を引き継ぎ、復活第1弾として3月13日に純米吟醸を発売する。
小山本家酒造は、世界鷹小山家グループの中核であり、1808年にさいたま市西区指扇に創業した。創業者の「品質第一主義」をモットーに、顧客の多様なニーズに応え、手頃な価格で提供している。
「東京盛」とは、小山本家酒造と遠縁の関係にあった小山酒造(東京都北区岩淵)が、東京の更なる発展を願い大正時代に名付けた銘柄で、1970年代まで長年庶民のお酒として愛されていた銘柄だ。今回、伝統ある「東京盛」の銘柄を小山本家酒造が引き継ぐ事となった。
「東京盛」純米吟醸は、酒米の王様と呼ばれる「山田錦」を100%使用し、しっかりとした米の旨みがありながら、華やかで飲みやすい味わいが特徴。飲用シーンを選ばず、特に日常の食事にも合わせやすいよう、香りと旨みのバランスを追求している。デザインについては、江戸文様の要素を取り入れ、縁起事でよく用いられる「枡」をモチーフにスタイリッシュに仕上げた。江戸文様は、ひとつの型は小さく、繋いでいくと大きな文様になる特徴があり、日本酒を造る過程にも通ずるものがある。また、「枡」の読みは「増す」や「益す」に通じ、このデザインには手に取った人々の「幸せが益す」という願いを込めている。
参考小売価格は「720ml」950円(税別)。発売日は3月13日。