2020年03月11日 17:10

第一園芸の環境緑化・空間装飾ブランド「OASEEDS(オアシーズ)」は、2月25日に移転した同社の新オフィスの装飾をデザインした。OASEEDSが手掛ける植物を使った空間デザインは、無機質になりがちなオフィスを心地よい空間へと変えるもの。

エントランスは、同社のトップデザイナー、Gérard Maasがデザインを担当。壁面には工具を使わずフレキシブルにデザイン変更ができるCreasディスプレイウォールを使用しているため、季節ごとに装飾を変更できる。リラックススペースは、自然の木立の中を歩いている様に感じられる演出として、マグネットタイプのグラフィックシートを貼った移動可能なカウンターブースを設置、動線を自在に変化できる空間を作った。

オフィス内には、緑の濃淡や葉の形、植物の微妙な表面の質感の違いなどを考慮し観葉植物を配置。見て感じる緑の効果だけでなく、視線を遮る自然のスクリーンとしても機能を持たせるように高さと植え込みの間隔を調整している。他にも天井のダクトレールライトを利用してハンギンググリーンを空間に配置し、オフィス全体に潤いを感じられる空間を演出した。ハンギンググリーンには完成度の高いアーティフィシャルグリーンを利用して、軽量化と共に日々のメンテナンス作業を軽減できるよう考慮されている。

OASEEDSでは自社オフィスを空間デザインのモデルケースとして活用。社員を対象にグリーンを取り入れる効果検証を行い、更なる高品質な商品・サービスの提供を目指す。