2020年03月11日 12:26

大塚家具は、不動産オーナー向けメディアのつなぐ-en-システムを通じて、賃貸物件向けに家具パッケージプランの販売を開始する。
昨今、賃貸市場では少子化等の影響により賃貸物件の空室が増え、新規の入居者獲得が難しくなっている中、他物件との差別化がより一層求められている。そこで「家具で実現する空室対策」として、家具インテリアで物件をバリューアップする家具パッケージプランを発売。まず第1弾は3月10日より今春の繁忙期対策商品として単身者向けプランを販売する。
「インテリアコーディネーター厳選の家具付き部屋プラン」として展開することで、これから一人暮らしを始める学生や、就職や転勤が決まった社会人の新生活に向けた準備をサポートし、負担を軽減。さらに、新規の入居者獲得に際して他物件との差別化を図ることができるため、空室対策としての効果が期待される。従来の家具付き部屋は、入居前に決まった家具が既に部屋に設置され、退去時そのまま次の入居者に引き継がれるものが大半だった。対して、同プランは入居者が自分で好きなカラーの組み合わせを選ぶことができるので、インテリアにこだわりたい入居者にもマッチする。
この家具付き部屋プランは、単に空間を貸すだけではなく、不動産オーナーが住む人の暮らしをトータルでサポートするという概念に基づいたもの。さらに、「賃貸マンションは比較的安価で質へのこだわりは低い」という従来のイメージを覆し、賃貸マンションでも上質で豊かな暮らしが手に入る、という新しい価値を生み出す。