にんべんは、3月9日より業務用新商品として「かつお塩 100ｇ」を新発売する。

昔から料亭などでは「鰹節はお客様の顔を見てから削れ」と言われるほど、鰹節や鰹節の削り粉末は、削った瞬間から急速に酸化し風味が劣化してしまう。にんべんは江戸から続く鰹節専門店として、利用者にいつの時代でも「本物の味」を届け伝えていくため、この鰹節の課題解決を模索し続けてきた。そこで着目したのがHPC（ヒドロキシプロピルセルロース）コーティングという技術。主に医療分野で活用されている技術を食品へ応用。HPCでかつお節をコーティングしマイクロカプセル化しているので、使うたびに削りたての鰹節の風味を味わえる。課題解決に繋がる革新的な製品といえる。本商品は、2019年10月1日に主に直営店商品として販売して依頼、多くの人に好評となり、業務用の発売に至った。

かつお節マイクロカプセルと沖縄の海水塩をあわせているため、揚げ物にもサッとひと振り、スープや麺類などの料理の仕上げにも活用できる。常温保存も可能だ。HPC（ヒドロキシプロピルセルロース）で、かつお節の表面をコーティングし、かつお節本来の風味や香りを酸化や劣化から守る製法。かつお節粉末のマイクロカプセル化により、空気中の酸素の影響を抑え良好なかつお節の風味が保持できるため、製品開封後も安定した美味しさを提供できる。

「かつお塩 100ｇ」は、3月9日より業務用新商品として発売。