
ディプロマット・ジャパンは、2020年1月17日、全国の20歳~69歳の男女を対象に「災害対策に関する意識調査」を実施し、1,000名の有効サンプルを集計した。
はじめに、被害に遭うことを恐れている自然災害を聞いたところ、「地震」(82.8%)が最も高く、次いで、「台風」(58.4%)、「豪雨」(38.9%)、「暴風・竜巻」(36.4%)、「洪水」(29.7%)となった。居住地別にみると、北陸・甲信越では「洪水」(40.7%)、中国・四国では「豪雨」(53.4%)が、それぞれ他の地域と比べて高かった。
災害対策を行っている自然災害は、「特になし(自然災害への対策を行っていない)」(66.7%)が最も高く、次いで、「地震」(27.2%)、「台風」(15.9%)、「豪雨」(6.2%)、「暴風・竜巻」(4.3%)となった。自身の住んでいる地域で自然災害が起こった場合、何から情報を入手すると思うか聞いたところ、「テレビ」(68.2%)が最も高く、「SNS」は20代が最高で、年代が上がるほど低くなっていた。
また自然災害が起こった場合、どのようなタイミングで避難をすると思うか聞いたところ、「避難勧告・避難指示が発令されたとき」(43.8%)が最も高く、「早期注意情報」の発表で避難する人は、1割と少数派。「避難はしない」は13.5%となった。その他、「台風がきていても出勤する」と有職者の約6割が回答し、「避難勧告が出ていても出勤」と有職者の約3割が回答。自然災害が起こった場合に心配なことの1位は「家族の安否」、自然災害に備えて安全に保管したいものTOP5は「現金」「通帳」「保険証券」「マイナンバーカード」「不動産の権利書」だった。