2020年03月02日 18:31

松前町、あわしま堂と愛媛大学は、はだか麦を使った高機能おやつ「はだかむぎゅ」を発売する。
松前町では、地域資源である「はだか麦」の付加価値を高め、魅力ある地域産業づくりを推進すること等を目的に、平成28年度から「芽吹きと実りのはだか麦プロジェクト」に取り組んできた。プロジェクトの一環として、あわしま堂、愛媛大学との産官学協業で、はだか麦の栄養や保健機能を十分に残した高機能おやつ「はだかむぎゅ」を製造し、3月1日から県内各スーパーで販売することになった。あわしま堂のロングセラー商品「ぴーなつ焼」が、愛媛県産はだか麦を使用した高機能おやつとして新発売。どこか懐かしく、どこかほっこりする優しい味。そのうえ食物繊維入りでカラダに嬉しい、「むぎゅ」っと抱きしめたくなるような可愛いおやつとなる。
愛媛県が33年連続国内生産量日本一を誇るはだか麦。県内3大産地の1つである松前町では、町のおよそ10分の1ではだか麦を栽培しており、まさに「町の特産品」といえる農作物。はだか麦の最も主要な機能性成分は食物繊維で、白米の10倍以上と言われている。中でも「β-グルカン」と呼ばれる水溶性繊維を摂取すると、糖質や脂質の吸収を抑えるとともに、満腹感を得やすくなる。腸の運動が活発になるため、お通じが悪い人にもおすすめだ。
「はだかむぎゅ」2枚入り、希望小売価格110円。愛媛県内スーパーにて3月1日から発売。