2020年02月28日 17:30

ブロックチェーン技術の導入コンサルティングを行うBlockBaseは、幻冬舎が運営するブロックチェーン専門メディア「あたらしい経済」編集部と共に、基礎技術としてブロックチェーン技術を活用した電子書籍コンテンツの販売プロジェクトを開始する。

このプロジェクトでは、ブロックチェーン技術を活用し、読者が買った後にどんどんと加筆されていく「本(電子書籍)」を販売する。今回販売する第一弾作品は、「あたらしい経済」編集長の設楽悠介さんが執筆し、2月28日にプレジデント社から発売された書籍『「畳み人」という選択 「本当にやりたいこと」ができるようになる働き方の教科書』の特別版である『加筆されていく「畳み人」という選択』。

この作品の購入者は、買った後に加筆されていく「本(電子書籍)」を読むことができ、一般的な書籍では体験ができない「新たな読書体験」を楽しめる。なおこの度販売を行う特別版電子書籍の購入には、日本円もしくは暗号資産(仮想通貨)の一種であるEthereum(イーサリアム)による払込みが必要。

そしてこの特別版電子書籍の購入者は、ブロックチェーン技術を使ってその特別版電子書籍そのものを、他人へ譲渡、転売することが可能になる。なお転売された場合は、その収益の一部が出版社、著者に配分される仕組み。同社では、今後この度の取り組みを通じて本システムをより包括的なシステムとして開発し、他のフォーマットでも管理可能なシステムへ昇華させていく。