2020年02月28日 13:01

セーフティネットは、新サービス「ラーニングケア」を3月より提供開始する。

企業向けメンタルヘルスサービスのセーフティネットは、現会長の山崎敦さんが海上自衛隊に勤務していた際、3人の部下を自殺で亡くしたという苦い経験から、「対策ではなく予防を」を事業のコンセプトとした。そのコンセプトに基づき、「なんでも相談」という他に類を見ないメンタルヘルスサービスを提供している。

パワハラ防止法では、相談窓口の設置などが6月から大手企業に義務付けられ、その後、2022年4月からは中小企業にまで拡大されることが決定している。これを受け、多くの企業が従業員へのメンタルヘルス関連の指導および、企業全体の健康リテラシー向上を課題としている。

今回セーフティネットで提供開始する「ラーニングケア」は、社員がスキマ時間でもメンタルヘルスについて学習できる、マイクロラーニング形式の動画講座コンテンツ。セルフケアからハラスメント対策、ストレスチェックなどのコースがあり、管理職から一般従業員までの全従業員に対し、学習機会を提供することが可能だ。職場でのパワハラを防ぐため、企業に防止策を義務づける労働施策総合推進法の改正案(=パワハラ防止法)対策として、企業の取り組みの第一歩として手軽に活用できる。

料金プランは、「セルフケアコース(10講座)」15万円、「ストレスチェック対策コース(3講座)」7万5000円、「ハラスメント対策コース/管理者向け(3講座)」7万5000円、「ハラスメント対策コース/従業員向け(3講座)」7万5000円。

セーフティネット