2020年02月27日 18:51

マーケティングリサーチ会社のアスマークは、全国20~59歳の普段、広告やクチコミなどの情報と接している男女に東西の広告に関する調査を実施し、その結果を2月26日に公開した。

調査は、関東で成功したビジネスモデルは関西に受け入れられるのかという疑問から、親しみのある調査テーマを「東西差」という視点で考察するシリーズ。第二弾となる今回は、どのような「広告」や「情報」が消費行動に影響を与えるのか、東西それぞれの興味・関心や価値観の差を分析しながら考察した。

調査によると、接触後に何かしらのアクションを起こした広告媒体は、テレビCM、WEB広告が上位となっていた。また微差ではあるもののほぼ全ての媒体において、東京より大阪の方が広告を見た後に行動を起こしている割合が高い。一方で、媒体による傾向に東西で大きな違いはみられなかった。さらに、東京・大阪ともに、接触後に商品を購入することがある広告媒体は、テレビCMに次いで、WEB広告・クチコミが上位だった。また微差ではあるものの、東京より大阪の方が広告接触による購入喚起率は高い傾向にあることもわかった。

最後に、広告に起用されていると嬉しい人・モノについて調べたところ、全体的な傾向として東西ともに広告に有名人の起用を求めているが、男女でみると東京の男性は関心が低く、東京の女性は癒される広告を求めていることが伺えた。詳しい調査結果はこちら