2020年02月27日 17:21

ビレッジハウス・マネジメントは3月2日に、フリーランスからの入居問い合わせを専門とした「フリーランス専用問い合わせ窓口」を開始する。

2019年7月時点でのフリーランス人口は、IT技術者、ライターなどの個人事業主や副業として従事している人も含めて306万人~341万人程度と推計され、全国的にフリーランスの賃貸住宅需要の高まりが見込まれる。一方で、一般的に、収入があっても安定した職についていないと保証会社の審査を通過するには多くの困難があり、保証人を立てたり、貯金があっても借りられない場合があるなどの理由から、フリーランスの感じる障壁の上位に「社会的信用を得るのが難しい」ことが挙げられている。

同社では保証会社を利用せず自社基準による審査を行っており、これまでも高齢者、外国人を含む多様な人々へ賃貸住宅を提供してきた。この度、「フリーランス専用問い合わせ窓口」を設置し、フリーランスの入居問い合わせを専門に対応することで、賃貸に関する課題解決に向け、住まい探しをサポートし、より柔軟に受け入れていく。

なお同社では、住宅を建て替えるのではなく、既存の建物を有効活用、長く使用することで低賃料での提供を実現している。今後も、簡単な手続きと低賃料で安心安全な賃貸住宅を、低所得者層を含む全ての人へ積極的に供給することで、よりよい日本の住宅環境を築くことを目指す。