2020年02月26日 12:15

Malaria No More Japanは、顕彰事業「ゼロマラリア賞」の受賞団体を公募する。

2014年より設置された同賞は、マラリアをなくすこと(ゼロマラリア)に取り組む個人、団体を表彰するもの。具体的な支援事業の実施に留まらず調査研究、情報発信、またマラリアという言葉の認知率向上のためのアイデア作りなどに取り組む個人など、国内外でマラリアに関わるあらゆる分野の個人、団体を対象としている。

これまでの受賞者は、第1回(2014年)が長年の国際青年会議所による蚊帳をアフリカの子どもに送るキャンペーン「Nothing But Nets」に協力、日本全国各地で支援金を集めてきた日本青年会議所。第2回(2015年)は、川本文彦さん(インドネシア・アイルランガ大学熱帯病研究所・客員教授、大分大学医学部・環境予防医学講座・客員研究員)。第3回(2016年)は、小林潤さん(琉球大学医学部保健学科国際地域保健学教室 教授)。第4回(2017年)は、南山舎による南風原英育著「マラリア撲滅への挑戦者たち」出版活動。第5回(2018年)は、創作落語「蚊相撲」を通じてマラリアに関する情報発信に取り組んだ落語家の桂歌助さん。そして、第6回(2019年)はアジア・メディカル・イノベーション・コンソーシアム(AMIC)マラリア部会に本賞が贈られた。

第7回目となる本年も、マラリアをなくすことに取り組む個人・団体の活動を表彰することで、人財の発掘やマラリアをなくすことに取組む個人・団体の意識の向上を目的に開催する。

応募締め切りは3月25日18時。

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